子供の頃から日常生活に溶け込んでいる「ポカリスエット」。
皆さんにもなじみ深い飲み物の1つではないでしょうか?
スポーツとの関連イメージの高いポカリスエットですが、風邪を引いた時なども、お医者さんからポカリスエットを勧められた経験がある方も多いのではないかと思います。
体力が弱っている時にポカリスエットの作用は効果的だからでしょうね。
通常の点滴の成分は「ブドウ糖」らしく、ポカリスエットは点滴と同じような効果があると考えられているようです。
このようなことから、ポカリスエットダイエット(食事を取らずにひたすらポカリスエットを飲むダイエット)を実行する方がいらっしゃったようですが、もちろん失敗したことでしょう。
いくら点滴と同じ効果があると考えても、実生活で点滴だけでは生きていけません。
通常の点滴の目的とは、血管内に直接お薬や水分を入れて、病気の時に食事が取れなかったり十分に栄養が取れない場合に一時的な応急処置のように行うものですので、ダイエット作用はありませんし、点滴だけで栄養は補えません。
ポカリスエットも点滴も人間の体液に近い「電解質溶液」です。
風邪をひいたり体調を崩した時は、体内の電解質バランスが崩れてしまうので、その崩れたバランスを補うためにポカリスエットを摂取する事が良いという意味で、お医者さんは進めているのだと思います。
間違った認識でダイエットを行ってしまうと、結果的に身体を壊してしまったり、リバウンドの恐怖が待ち構えている状況を作ってしまうようになってしまうので、情報には十分気を付けて頂きたいと思います。
ポカリスエットと点滴は同じ成分説が流れていますが、点滴は病状によって中身が異なります。
一概に同じ成分とは考えないようにしましょう。
あくまでポカリスエットはダイエットに重要な要素でもある「水分補給」と考えた方が良いでしょうね。
水分を取り過ぎた方が体重が増えるのではないか…
という考えを持っていた方がいらっしゃったら、それは間違いです。
ダイエットに十分な水分は必要です。
体内の水分量が下がると筋肉の水分量も下がってしまい、筋肉量が落ちてしまいます。
筋肉量が落ちてしまうと脂肪燃焼のパワーがまでもがダウンしてしまうので、燃焼できない脂肪が溜まっていき…
体脂肪率が上がってしまう…
という恐怖のピラミッド図が出来上がってしまうのです。
水分補給する事で体内の代謝を促進してくれるのですから、無理に水分摂取を我慢してイライラしながらダイエットを続けても、全く意味が無いのですよ。
サウナで大量の汗をかいて痩せた…
せっかく水分出し切って体重落としたんだから、また水分を入れて体重増やしたくない…
のような考えはダメです!
そんな一時的に何百グラムか減ったとことで、成功したダイエットとは言えません。
余分な水分や老廃物は出す、新しく新鮮な水分を摂取する…
この繰り返しで新陳代謝のサイクルを活発化させ、脂肪燃焼へと繋げていくことが成功するダイエットの進み方です。